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モデラ切削手順

めっちゃ久しぶりのブログ更新。ようやく某原型も納品し、若干余裕が出てきたし、
モデラでの切削手順も自分の中で固定化されてきたので記事にまとめてみます。
使用しているのはMDX-15。

まず、自分の中では結局レジンの両面切削を行うのが基本となっています。
最初はワックスで複製型を彫ったりしようかとも思っていましたが、
パーツのモデリングができても型用のデータ作成が困難だったりとか
色々と問題があり最終的には両面切削に落ち着きました。
手順は以下の通り
1.表面の面出し~仕上げまでを2㎜スクエアエンドミルで。
2.ドリルで穴あけして反転。
3.裏面の面出し~仕上げまでを2㎜スクエアエンドミルで。
4.裏面の仕上げをR0.25ボール、1㎜スクエア、R0.25ボール、R0.3ボールなどで適宜。
5.反転。
6.表面の仕上げをR0.25ボール、1㎜スクエア、R0.25ボール、R0.3ボールなどで適宜。
って感じです。
注意点は
1と3の手順で使うエンドミルは有効長の全長が刃になっているものを使う。
そうしないと垂直面の仕上げ工程でミルが折れる可能性が高いです。
1の手順ではある程度掃除を。そうしないと削りカスが詰まって
材料が外れ、最悪ミルが折れます。
って感じでしょうか。
仕上げの際は今はR0.5ボール+R0.3ボールを使うことが多いです。
パスは基本的にX走査線で。
表面の2㎜スクエアでの仕上げが終わった時点で反転させるのは両面切削の場合
どうしても最初の面の切削の際に垂直面ができてしまい、その面を細いミルが仕上げパスを
通るときに折れやすいからです。

以下は具体例です。
・2㎜スクエアエンドミル
2mm.jpg
全長が刃のものを用います。

・R0.3ボールエンドミル
MR03.jpg
2㎜スクエア以外は全長が刃でなくてもかまいません。
R0.3ボールはまとめ買いしてます。

・切削データ
切削データ
今回はこのデータを削ってみます。必要なのは剣と鞘だけですが隙間がもったいないので
他の原型のパーツを入れています。

・切削準備
Ms01.jpg
まずは材料をセット。両面切削の場合はベースへの接地面を必ず面出ししておいて、
上面も面出しします。

・表面の面出し~仕上げまで
Ms02.jpg
切削が終わった状態です。エンドミルを変える必要がないので基本ほったらかしでOKですが、
荒削りの最中は何回か削りかすを掃除します。

・両面切削時に生じる垂直面
Ms03.jpg
いくらモデルで垂直面が出ないようにしてあっても両面切削時にはどうしても垂直面が
出てしまいます。赤丸で囲ったような部分を細いミルが移動すると非常に
折れやすいので、僕はこの段階で一度反転し、裏面の切削を行っています。

・反転
Ms04.jpgs05.jpg
2㎜スクエアでの仕上げ状態と、反転してセットした状態。
反転用ガイドの穴をあけるエンドミルはシャンク系4mmの3㎜径ドリルを使っています。
基本的に切削中はスピンドルユニットは外しません。

・裏面の面出し~仕上げ
s06.jpgs07.jpg
裏面の切削途中と2㎜スクエアでの仕上げが終わった状態。
毎回ずれてないかドキドキしますw
この際、材料の厚みとモデルの厚みの差分だけ、面出しの際に彫り下げます。
意外とこの点は両面切削手順の説明で言及されていない気がします。
(モデルの厚みと材料の厚みが同じであることが前提の記事が多いのか?)


・裏面の仕上げの際のエンドミルのセット
s08.jpg
当然ですが、裏面の仕上げの際のエンドミルは面出し後の位置でセットします。
一回間違えて材料の上面でセットしてずっと空転してたことがありますw

・裏面の仕上げ
s09.jpg
R0.3ボールでの仕上げが終わった状態です。
割といい感じに仕上がっています。800番くらいで処理すれば十分ですかね。
後はまた反転して表面の仕上げを行って完了です。
表面のエンドミル設定の際は一度ゆるめておかないと、
反転時の面出しで彫り下げている場合はミルが材料に激突するので注意です。

・その他の例
上記の例は1パーツで完成する例でしたが、やっぱモデラの醍醐味は
複数パーツの組み合わせが精度よくできる点ですよね。
・モデル
ランス
・切削パーツ
s10.jpg
s11.jpg
・組み立て後
s12.jpgs13.jpg
といった感じで複数パーツの組み合わせもできます。
この場合R0.3仕上げでは完全にきっちりとは組み合わさらない感じですかね。
少し処理が必要です。

といった感じで切削を進めています。
上記のパーツは2013キャラホビで鎧と一緒に申請しようかと思ってます。
他の原型にも使える部分はどんどん導入していきたいですね。
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非公開コメント

No title

結局、キャストを直に削り出す事にしたのねー

掃除がメンドいだろうけどw

No title

やっぱ一度複製しないといけないという手間に耐えられませんでしたw
レジンだと削りカスが宙に舞うのでめちゃ厄介ですね。
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Syujyu

Author:Syujyu
ガレージキットディーラー「D-Place」
で活動中。

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